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BOX CD

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BOX CD 6〜7CD セット物 久々にCDを購入

クルト・マズアのメンデルスゾーン、リボル・ペシェクのドヴォルザーク、そしてエミール・ギレリスの生誕100年記念リリースです。

まずマズアのメンデルスゾーンですが、交響曲全曲(CD3枚)と「コンチェルト・ケルン」の演奏による弦楽のための交響曲第1〜12番(CD3枚)がセットされた6枚ものです。まだ全部を聞けたわけではありませんが、交響曲では定番の第3番「スコットランド」第4番「イタリア」そして第5番「宗教改革」と弦楽のための交響曲から数曲を聴いてみました。
マズアのメンデルスゾーンは初めて耳にしましたが、メンデルスゾーンゆかりのゲヴァントハウス管弦楽団の演奏ですから、格調高く骨格のしっかりした重厚な音楽が聴けました。コンチェルト・ケルンの演奏も、初めて聞くメンデルスゾーンの曲ばかりですが、こんなに心地よく耳に優しい名曲があったのかと、これからもっと深く聴き込んでみようと嬉しい発見です。

次はドヴォルザークの交響曲全曲集ですが、こちらも私にとって初めてのリボル・ペシェクという指揮によるものです。
この中からは第8番と第3番、第4番を聴いてみました。オケ全体の音響がスピーカーいっぱいに広がり、ドヴォルザーク演奏では好きな録音の部類に入る演奏です。第3番などは第8番や第9番の「新世界から」に比べてマイナーな曲ですが、こうしてBOX物で曲を知ることができるとは幸せな気分にしてくれます。

最後は「鋼鉄のタッチ」と言われたピアニスト、ギレリスのピアノ曲集です。
収録曲はチャイコフスキーの協奏曲、ブラームスの第2番変ロ長調、リストやシューベルト、ショスタコーヴィチ等のソナタを聴くことが出来ます。ブラームスを聴いてみましたが、やっぱりタッチが硬くゴツゴツした演奏でやや困惑しましたが、チャイコやバッハのフランス組曲は、以外とソフトタッチで予想外に新鮮なイメージが生まれました。ギレリスはベートーヴェンの「ワルトシュタイン」が最高なんですが、このBOXにはベートーヴェンは1曲も入ってませんでした。
まあ、ベートーヴェンが無くてもいいとしましょう!

by GRFmemory | 2016-08-28 11:00 | クラシック音楽 | Comments(0)

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