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ortofon SPU MONO GM MKⅡ

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 レコード収集も気づくとステレオ盤以外に、モノラル盤が思いのほか多くなってました。
1970年頃からレコード音楽に興味を持ち、当時発売されていた新譜盤は基本的にステレオ録音が主流で、復刻盤なども出ていたがあまり興味はなく、専らステレオ録音にばかり眼が向いてました。
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とは言え収集対象のレコードも拡がっていくと、1950年前後に録音されたモノラル盤にも素晴らしい演奏は多く、愛好家としては1枚、2枚と少しずつ増えて行ってしまうのは仕方ないことです。そこで購入したのはオーディオ・テクニカのモノラル専用カートリッジでした。これでモノラル盤を聴くと、ステレオ・カートリッジとは違う独特の迫力が感じられ、安定感のある太い音を再生してくれるのです。やはり専用カートリッジは違うと、にんまりしながら、するとまたまたモノラル盤が増えていきました。現在もステレオ盤とモノラル盤の両方を楽しんでますが、最近モノラル録音をもっと追究してみたくなり、ortofon SPU モノラル専用カートリッジを追加いたしました。
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このSPUは高出力型モノラルカートリッジです。3mVもあるので昇圧トランスなしで、アンプのPhono MMで聴くことが出来ます。その点では使い勝手の良いカートリッジで、例えばシュアーのタイプⅢで聴いた後に、モノラルが聞きたくなったら、このSPUに替えて直ぐに聴ける。昇圧トランスのインピーダンスを気にする必要なし。私のようにカートリッジの交換が多いリスナーには丁度いいと思います。
さて、肝心の音ですが、さすがオルトフォンです!! モノラル時代の古き良き時代?の雰囲気が伝わってきます。レンジは広いとはいえませんが、モノラル盤では十分な帯域ですし、とても品のある音色です。オーディオ・テクニカのAT-MONO 3とでは、やはり格が上と言えるでしょう。
このSPUは雑誌analog vol.42でも紹介されてますが、「ひとたび壺にはまったら、他を寄せ付けないカートリッジ」なのかも!は当たっているでしょう。
Commented by Kapell at 2015-08-06 13:40 x
オルトフォンは、本当に「音楽を聴く人」の為のカートリッジですね。
カートリッジがレコードと一体化してしまったかの如く、音楽の心を伝える味わい深い響きが溢れ出る・・・。
Commented by GRFmemory at 2015-08-09 10:44
Kapellさん>カートリッジも気がつくと10個程に増えてしまいました。シュアー・タイプⅢから始まり、DENON DL103やオルトフォンのMC10などですが、やはりオルトフォンのSUPが私のシステムには、一番マッチしてるのかと思ってます。
by GRFmemory | 2015-08-01 16:01 | オーディオ | Comments(2)

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