2015年 05月 04日
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015
2015年5月3日(日・祝) 東京国際フォーラム ホールA
N.チェレプニン:遠き王女のための前奏曲op.4
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18
ボリス・ベレゾフスキー(P) デュッセルドルフ交響楽団 アジス・ショハキモフ(指揮)
昨年もここ東京国際フォーラムで開催した「ラ・フォル・ジュルネ」のコンサートを聴きました。昨年はラフマニノフのピアノ協奏曲の第3番でしたが、今年は第2番です。天候にも恵まれ有楽町・銀座界隈はかなりの人で賑わいも最高潮です。そんな春の嬉しい時期に、大好きな音楽に浸れるとは最高の幸せかも知れません。
さてホールAはかなり広いホールだというのが第一印象。観客はたくさん入るけど、こんなに広くてしっかり音は伝わるのか、なんてちょっと不安を感じながらも「まあお祭りみたいなもんだから」演奏が聞けるだけでも良しと考えよう、と勝手な想いを巡らませていますと、そろそろ始まりの時間です。
最初の「遠き王女の・・」は初めて聞く音楽ですが、スメタナのモルダウのような美しいメロディの曲でした。初めて聞く作曲家の名前ですが、知らない作曲家がまだまだ沢山いるのだろうけど、こうしたコンサートで紹介して欲しいものです。CDなどはなかなか知らない曲は、買えるものでもありませんし。
さあ、次はラフマニノフです。先の一曲目が終わると直ぐに、舞台の隅に置いてあったピアノを正面に持ち込みセッティング。そして始まりました、ラフマニノフのピアノ協奏曲。最初、弦のテンポに対してピアノのベレゾフスキーのテンポが若干早く、何となくぎこちない感がありましたが、そこはプロ。直ぐに安定したテンポとなり、その後は全てが圧巻の演奏でした。ピアノは力強くも美しい音色で魅了してくれましたし、オーケストラも素晴らしいハーモニーで音楽を表現し、感動的なラフマニノフでした。
鳴りやまぬ拍手に、指揮者もピアニストも何度はステージに呼びだされ、声援に応えてくれました。
ホールを出るとCDショップが出店してました。感動冷めやまぬ間に、今日のピアニスト「ボリス・ベレゾフスキー」のCDを探しました。
ありました! ラフマニノフの第2番・第3番! コンサートの記念にと、即購入。
家でも本日の感動を再現できるのか? CDを聴くのもまた楽しみです(笑)
by GRFmemory
| 2015-05-04 17:15
| クラシック音楽
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