シュミット・イッセルシュテットの「田園」

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ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調 作品68 「田園」
ハンス・シュミット・イッセルシュテット(指揮):1900,5,5生
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

第一楽章:「田園に着いた時の晴れ晴れとした気分の目覚め」
初夏の田園風景を見事に表したベートーヴェンを代表する交響曲。明るくのびのびとした楽章は、一度聴いたら忘れることのできないシンプルで親しみやすい曲だ。

第二楽章:小川のほとりの情景
小川が流れる音が繊細に聞こえてくる。きらきらと眩しい日の光を反射して、そこに様々な小鳥たちがやってくる。音楽でここまで自然を描写されていると、あたかも自分がその世界にいるような気持ちとなり、小川沿いをゆっくり散歩をして、小鳥の声を聞き入っているようだ。
ロマン・ロランは言っている。<彼(ベートーヴェン)は何も聞こえなかったのだから、自分に消滅した世界を、彼は自分の精神の中で再創造したのだ。小鳥たちの声を聴くために、ベートーヴェンに残された唯一の方法は、小鳥たちを彼自身の心に歌わせることだけであった>

第三楽章:田舎の人々の楽しい集い
農民たちが集まる楽しい団らんの雰囲気が、ここでは目に見えるようだ。
そして第四楽章に流れ込む

雷雨、嵐:広い田園地帯に遠くから雨雲がこちらに迫ってくる。雷光と共に・・そして激しい雷雨と嵐の中。いつの間にか嵐は遠ざかり、雲は切れて明るい日差しに・・

第五楽章:羊飼の歌、嵐の後の感謝にみちた気持ち
この曲こそがベートーヴェンの真髄
言葉では表現できない 「平和・安らぎ・感謝・祈り」 の世界が凝縮され、ここにある。
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by GRFmemory | 2015-02-21 08:07 | ベートーヴェン | Comments(0)