2013年 12月 14日
オルトフォン Verto 昇圧トランス
ortofon mc-10w(カートリッジ)に魅了され、更にその再生音のランクアップを狙って昇圧トランスをVertoに替えてみた。従来はDENONのAU-300LCを使用していた。AU-300LCも価格の割にはかなり完成度の高い音をアンプに送り込んでくれていたが、やはり同一メーカーのortofonのトランスを繋いでみたくなり、今回購入したのである。
最初に聴いた印象はハイ上がりの薄い音で、これは失敗したと後悔の念が強く、新品のトランスに不信感を抱き、DENONのままででよかったのにと、何度も悔しい思いで聴いていた。
しかし、LP10枚程度を聴き進めていくうちに、生々しい臨場感と澄み切った伸びの良い高域、しっかりとした中低域が現われてきたのである。それはブルックナーの交響曲第7番を、カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルのレコードで初めてこの体験をしたのである。そう、ブルックナー特有の「原始霧」が生々しく再生されたのだ! 弦のトレモロから現われる神秘的な音が耳に届いた瞬間、望んでいた音響が再生されてのです。
左右から広く包み込むような感覚と奥行、そしてオケの楽器間の輪郭もはっきりとわかるようになり、さすが「オルトフォン」だと絶賛する次第である。
Commented
by
ten-zaru at 2013-12-14 20:16
GRFmemoryさん、今晩は。
LP10枚程度聞いたところから、こなれてきたんでしょうかね。
そんなことがあるんですね。
機械って分らないもんですね、でも大成功でしたね^^
LP10枚程度聞いたところから、こなれてきたんでしょうかね。
そんなことがあるんですね。
機械って分らないもんですね、でも大成功でしたね^^
0
Commented
by
GRFmemory at 2013-12-15 08:15
コイルに電流を流し続けていると、音質が変化してきます。道具はなんでもそうですが、使い込むとスムーズに慣れてきて自分の癖がそこに植え付けられますが、トランスも針先からの振動(信号)が流れることで、刺激され本来の実力が発揮されてくるのかも知れません。
Commented
by
GRFmemory at 2013-12-16 22:00
kapellさん>コメント有難う!
初めはどれも高音寄りの音がしてしまうのですね。スピーカーも確かそうでした。ハイ上がりな刺激の多い音で、とても聴ける音ではなかったです。
正弦波ってところで何でしょう? 初めて聞きました(笑)
初めはどれも高音寄りの音がしてしまうのですね。スピーカーも確かそうでした。ハイ上がりな刺激の多い音で、とても聴ける音ではなかったです。
正弦波ってところで何でしょう? 初めて聞きました(笑)
Commented
by
GRFmemory at 2013-12-21 08:57
kapellさん>そういうことですか!
それでは暫くは録音の良いレコードを選んで聞くようにします。
それでは暫くは録音の良いレコードを選んで聞くようにします。
by GRFmemory
| 2013-12-14 13:00
| オーディオ
|
Comments(6)