Bruckner Symphony No7

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                     ブルックナー 交響曲第7番ホ長調
                        ドナルド・ラニクルズ指揮
                       BBCスコティッシュ交響楽団

雄大なスケールでブルックナーを仕上げたラニクルズは、今後も楽しみな指揮者である。この第7番の他にもブルックナーを取り上げてもらいたい。
弦の美しさと優しさが織りなすサウンドは、自然への讃歌でもある。細部まで行き届いた統制の効いた音楽は、英国紳士を思わせるようなジェントルな演奏にも聴こえる。
音響バランスもフラットで安心して聞くことができた。以前このCDメーカーであるhyperion(ハイペリオン)から発売されているブルックナーのミサ曲第2番は、不自然な残響音が耳に残りこのメーカーのCDにはあまりいいイメージはなかったのであるが、今回の交響曲ではかなり改善されており、聴きやすい音質となっている。
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さてラニクルズの演奏について感想を書かせてもらうが、音楽に勢いがあり躍進的に聴かせてくれる指揮者である。
今回のブルックナーの第7番では、特に第3楽章、第4楽章において、その実力を魅せつけてくれるのである。兎角、第1楽章と第2楽章で尽きてしまいがちなこの大曲であるが、ラニクルズは全曲を通して推進力を失うことなく仕上げてくれた1枚である。つまり、後半の2楽章が圧倒的に素晴らしいということである。
今後も目が離せない指揮者の一人となりました。
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by GRFmemory | 2013-01-19 18:25 | ブルックナー | Trackback | Comments(0)