ベートーヴェン・第九 ☆ ロヴロ・フォン・マタチッチ

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                ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」
             ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
                       (収録1980,6,6 : スメタナホール)

12月といえばベートーヴェンの第九交響曲の季節です。今年も各地の音楽ホールで数多くの演奏が聴けるでしょう。

ベートーヴェンの第九は第1楽章は、思いに耽るに相応しい曲で、この1年の始まりから今日までを走馬灯のように蘇らせてくれる不思議な力があります。また、この1年に限らず遠い昔の出来事などの記憶も思い出させてくれます。何て瞑想的な音楽なんでしょう。

そして第2楽章は躍動する弦のリズムとティンパニーがすごく印象的で、第1楽章で過去にタイムスリップした自分が、このリズムによってまた現実世界に引き戻される感を味わいます。
そして弦と管楽器が織りなす美しいアンサンブルは、鳥肌ゾクゾクの至福の数分を体験することができます。その後、冒頭のあの緊張感に満ちた衝撃的なフレーズに戻り、ピタリと音楽を閉じます。

第3楽章は平和を祈る心が、人々の間にどんどん拡がっていく様を感じるのです。それは宗教的なものでなく、人間の良心から、自然と芽生えるかけがえのない愛に到達するまで、永遠の拡がりを夢見ているように聴こえてきます。

そして、最終楽章「歓喜に寄す」の合唱です。一般的にはドイツ語で歌われるが、このマタチッチさんの第九では何とチェコ語?で歌われているようなんです。言語が違っても、第九の魅力が薄れることはありません。

ロヴロ・フォン・マタチッチさんの第九は遠い昔、NHKホールでN響を振った演奏を生で聴きました。
もう何十年も前の12月です。 
このCDを聴くたびに、当時のマタチッチさんの姿が、今でも目に浮かびます。
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Commented by ten-zaru at 2012-12-01 20:43
GRFmemoryさん、今晩は。
12月といえば第九ですね。
自分も10数年前に舞台に立って歌いましたよ(アセアセ)
チェコ語の第九とはまた珍しいんじゃないですか?
今年は演奏会に行くんですか?
Commented by GRFmemory at 2012-12-02 00:52
ten-zaruさん>第九のコンサートはここ何年も行ってませんね。
でも、2日(日)にはマーラーの「巨人」(交響曲第1番)を聴きに行ってきます。
Commented by fragile28 at 2012-12-02 21:47
私もGRFmemoryさんと同じくらい昔(笑)に、マタチッチさんや
スイトナーさん、ホルスト・シュタインさんなどの年に年末恒例の
「N響の第九」を聴きに行きました。とても懐かしいです。
Commented by GRFmemory at 2012-12-03 22:40
fragile28さん>懐かしいN響の指揮者達ですね。
ホルスト・シュタインさんのレコードは、ブルックナーのNo2 Symphonyを持ってますが、ドイツの指揮者だ! と感じる程、安定感のある指揮者でした。N響もこうした立派な指揮者の基で演奏できたなんて、やはり日本を代表する交響楽団ですね。
by GRFmemory | 2012-12-01 11:38 | ベートーヴェン | Trackback | Comments(4)