アナログ・レコード

最近、レコード盤が若い人たちにも人気が広がり、需要が増えているみたいだ。それによってレコードプレーヤーもレコード盤も、新たに生産販売が進むようである。
レコード・ファンとしてはたいへん喜ばしいことで、昔CDが登場した当初からレコード盤の方がCDより音質がいいのに、なんで?と思っていたが、ブームとは怖いものである。あっという間に市場からレコードやプレーヤーが消えた。
せっせと通っていた秋葉原の石丸電気のレコード売り場も、手の裏を返したようにCDに占領され、レコードたちはどんどん片隅に追いやられ、少数民族化してしまった。
それが今、本当に復活しようとしているか?
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CDなどデジタルでしか音楽を聞いたことのない世代の人達は、レコードで音楽を鳴らすことにどんな魅力を感じているのだろうか。
一過性のブームで終わってしまうのか、心配である。そうならないためにも、レコードの再生音が明らかにCDよりも魅力があると感じ取ってほしい。

ただし、アナログ・プレーヤーはCDのように、手軽に操作できるものではないのが難点。
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私はかなり神経を使って再生(レコードをかける)の都度、アームやカートリッジの調整をしている。
例えば、針圧・ラテラル調整、アームの高さや設置水平のチェックなど、まるで儀式的な作業。何故ならば少々なことでも音質に現れてしまい、そんな神経質なところがアナログの不思議でもあり、厄介な部分でもあります。
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# by GRFmemory | 2017-07-01 11:27 | オーディオ | Comments(2)

UESUGI U-BROS-10

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U-BROS-10購入後、約25年以上となりますが、一度もトラブルはなく、今でもバランスの取れた美しい音楽を鳴らしてくれてます。
確かこのアンプを購入したきっかけは、故上杉佳郎氏が都内の某オーディオ店に自社アンプの販促にみえ、そこで直に上杉氏の話を聞き、本人そして機器にも惚れてしまい買ってしまいました。
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上杉氏が仰ってたことで、印象に残っているのは「真空管アンプは大事に使ってもらえれば、基本的に故障しません。」と言われたことです。確かに今でも何一つ故障せず、正常に動作してくれてます。
今日は久々にカバーを外して、球を磨き埃も除去しました。

b0283734_2232366.jpg室内楽や歌曲を聴くときは、「UESUGI」のアンプとスピーカーをつないで聴きます。するとGRFmemoryがしんみりと応えてくれます。
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# by GRFmemory | 2017-06-25 22:55 | オーディオ | Comments(0)

ティーレマン☆ブルックナー「ロマンティック」

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ブルックナー 交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン (2015.5.17録音)

久々に格調高い「ロマンティック」を聴いた。今、この時代の最高レベルの「ロマンティック」かと確信する程の名演が、このティーレマンの演奏である。

録音は2015年5月とあるから、既に2年を経過しての新譜CDだ。ティーレマンのブルックナーは、以前より定評はあったが、私はこのCDが初めての体験である。

予想をはるかに超えた演奏で、正直かなり驚いている。重厚な響きでありながら、歌うべきところではしっかりメロディーを聴かせ、それでいて劇的で、まるで物語でも読んでいるかのように流れていく。

それはブルックナーの交響曲特有の展開であるが、ティーレマンのそれは、より濃密で骨格が頑丈なものに仕上がっており、これぞドイツ音楽というブランドものである。
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# by GRFmemory | 2017-06-17 14:05 | ブルックナー | Comments(0)