カテゴリ:クラシック音楽( 41 )

ヨナス・カウフマン〜ワーグナー

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ワーグナー
①楽劇「ワルキューレ」から「父上は私に刀を約束してくださった」
②楽劇「ジークフリート」から「あいつが俺の父親ではないとは」
③歌劇「リエンツィ」から「全能の父よ、私を見護りください」
④歌劇「タンホイザー」から「今まで感じなかったほどの」 他
ヨナス・カウフマン(テノール)
ドナルド・ラニクルズ(指揮) ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 
2012年9月17日−22日ベルリンにて録音

カウフマン(テノール)は、シューベルトの「冬の旅」のCDを保有してます。
伸びのあるテノールは歌曲も魅力的ですが、やはりオペラ向きの歌手なんだろうな、と聴いていて感じてました。
案の定、このレコードの歌声を聴いて確信しました。
言葉がはっきり発音され、濁りのない歌詞の聞こえ方がとても魅力的なのです。

この LPはワーグナーの各オペラから、おいしいところを1曲づつ、つまみ食いができるいいアルバムです。ワーグナーのオペラを全曲聞くとなると、結構体力と集中力が必要です。また全曲盤から、そこだけをピックアップするのはレコードだと結構大変です。そんなところからも、このアルバムは嬉しい1枚です。
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by GRFmemory | 2017-03-12 17:35 | クラシック音楽 | Comments(0)

ブラームス 弦楽五重奏曲第2番ト長調作品111

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 ⬛︎プラジャーク・クヮルテット

 2016年12月4日 第一生命ホールでの「プラジャーク・クヮルテット」のコンサートで、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲変ホ長調とへ長調「アメリカ」、そしてブラームスの弦楽五重奏曲第2番作品111を聴いて参りました。

プラジャーク・クヮルテットは1972年プラハ音楽院在学中に結成した弦楽四重奏団とあるが、2015年にヤナ・ヴォナシュコーヴァという女性ヴァイオリニストが入団し、新たな演奏を聴かせてくれています。
b0283734_8284565.jpg当日のコンサートで最後に演奏されたブラームスは弦楽五重奏曲であるため、ヴィオラ奏者の山碕智子を共演者として加えての演奏でした。
ヴィオラ奏者が1名入ると、音に厚みが増して、ベースのしっかりした重厚な音楽に仕上がります。さすがブラームスといった感じです。
さてそのブラームスの作品111ですが、とっても渋い傑作で、ややとっつきにくい音楽ですが、2度3度と繰り返し聴き込んでいくと、ブラームスの魅力にズッポリとはまってしまい虜になる要素充分の名曲です。

 なお、ここに紹介したCDは2006年の録音なので、第一Vnはヤナ・ヴォナシュコーヴァではありません。チャーミングな彼女が加わった「新生プラジャーク・クヮルテット」のCDも早く聴いてみたい気分です。
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by GRFmemory | 2016-12-23 09:07 | クラシック音楽 | Comments(4)

ブラームス☆交響曲第4番

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ブラームス 交響曲第4番 ホ短調 作品98
カルロス・クライバー(指揮) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1980年録音)

秋は私にとって「ブラームス」の季節。春から夏への賑わいが終わろうとして、何故か淋しい、人恋しいとしみじみと肌で感じ取るような情緒感に浸ってしまうような季節だからです。
そんな心情にぴったりなのが、このブラームスの交響曲第4番です。もちろん第2番も第3番も、ブラームスの曲はどれもそれを感じ得ることはできますが、第4番は特に「孤独感」が強く、甘さのない渋いさが際立つ交響曲なんです。

今日はカルロス・クライバー指揮のCDを鳴らしてますが、同曲はレコードでも所有しております。
CDの方の音は、やや硬さが表面に出て、ゴツゴツ感があるのですが、男性的で今日のような秋晴れの日には、すっきりとした気分にさせてくれます。
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by GRFmemory | 2016-11-13 09:30 | クラシック音楽 | Comments(0)

ゲザ・アンダ(P)☆ラフマニノフ

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ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18
ゲザ・アンダ(P) アルチェオ・ガリエラ(指揮) フィルハーモニア管弦楽団
1953年録音

アンダのピアノ、繊細で気品に満ちた音色ですから、この曲の美しさに同化。管弦楽はやや抑えめで、ピアノ演奏を完全に際立たせたナイスプレー。モノラル盤ですが、ピアノとオケのバランスも優れ、全く違和感はなくクリアーな音楽が楽しめます。
そして人気は第2楽章の美しいアダージョですが、ピアノの一音一音に心を打たれます。ロマンティックな曲を、アンダは自然体で柔らかな響きで魅了してくれます。
最後に、モーツァルト弾きでも定評のあるアンダですが、1976年に55歳で亡くなってしまったピアニストです。アンダは1921年11月生まれのハンガリーのピアニスト。
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by GRFmemory | 2016-11-12 07:45 | クラシック音楽 | Comments(0)

ブラームス☆交響曲第2番:トスカニーニ指揮

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ブラームス 交響曲第2番ニ長調作品73
アルトゥール・トスカニーニ指揮 N.B.C.交響楽団

ブラームスが解放された気分の中で、一気に書き上げた交響曲第2番。ブラームスが一時滞在し、作曲した保養地ペルチャッハは風光明媚な環境で、この音楽にブラームスの心情がぎゅっと凝縮されてます。それを象徴するのは第4楽章です。
指揮者トスカニーニは直接的な表現力が強烈であり、第4楽章では最高の感激をもたらしてくれる。音力全開の結尾に向かって驀進する迫力は、トスカニーニでなければ体験できない最高のフィナーレです。
b0283734_9325439.jpgさて、このレコードの録音年月日は、レコードジャケットのどこを見ても記載されてません。勿論、モノラル録音だが、鮮明でダイナミックな音像が、スピーカーの前にくっきりと現れます。そのリアルな再生を可能とするには、モノラル専用のカートリッジが必要だ。
今日はオーディオテクニカのAT-MONO3/LPでトレースしている。
いつもはオルトフォンで聴くことが多いが、たまにはテクニカのカートリッジで鳴らそうか、と思い交換したのです。オルトフォンのSPUモノラルに比べれば、品格の違いは認めざるを得ないけれど、レコードの録音状態やジャンルによっては優劣を単純には語れないのです。このトスカニーニのブラームスもテクニカで再生すると、臨場感たっぷりに聴けるのだから不思議なことである。
つまりカートリッジの特性と再生されるレコードの録音状態によって、想像を超えた音響体験ができるのがアナログの魅力です。
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by GRFmemory | 2016-09-18 10:15 | クラシック音楽 | Comments(0)

ドヴォルザーク交響曲全集☆リボル・ペシェク

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リボル・ペシェク指揮 
リヴァプール・フィル、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

ドヴォルザークの交響曲で特に親しまれているのは、第8番「イギリス」と第9番「新世界から」の2曲が代表的であり、演奏会でも多く取り上げられる名曲です。したがって、おのずとこの2曲に偏りがちですが、ペシェク指揮の交響曲全集が出たおかげで、他の隠れた名曲にも触れることができます。

ペシェクは1933年プラハ生まれのチェコの指揮者。チェコものの演奏には高い評価のようですが、確かにドラマティックで説得力のある演奏を聴かせてくれます。私は他にスメタナの「我が祖国」を指揮したCDを所有してますが、これも情熱的で好きな演奏です。

さて、このBOXものはCD7枚組で安っぽい紙ジャケットに盤は収められてます。しかし、録音はどれも捨てたものではありません。正直、期待以上の出来です。
音像は少々奥行き不足の感は否めませんが、1987年〜1996年頃の録音でありますので、許せる範囲だと思います。
そんな訳で、最近はペシェクのドヴォルザークにハマっております。
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by GRFmemory | 2016-09-10 06:48 | クラシック音楽 | Comments(0)

BOX CD

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BOX CD 6〜7CD セット物 久々にCDを購入

クルト・マズアのメンデルスゾーン、リボル・ペシェクのドヴォルザーク、そしてエミール・ギレリスの生誕100年記念リリースです。

まずマズアのメンデルスゾーンですが、交響曲全曲(CD3枚)と「コンチェルト・ケルン」の演奏による弦楽のための交響曲第1〜12番(CD3枚)がセットされた6枚ものです。まだ全部を聞けたわけではありませんが、交響曲では定番の第3番「スコットランド」第4番「イタリア」そして第5番「宗教改革」と弦楽のための交響曲から数曲を聴いてみました。
マズアのメンデルスゾーンは初めて耳にしましたが、メンデルスゾーンゆかりのゲヴァントハウス管弦楽団の演奏ですから、格調高く骨格のしっかりした重厚な音楽が聴けました。コンチェルト・ケルンの演奏も、初めて聞くメンデルスゾーンの曲ばかりですが、こんなに心地よく耳に優しい名曲があったのかと、これからもっと深く聴き込んでみようと嬉しい発見です。

次はドヴォルザークの交響曲全曲集ですが、こちらも私にとって初めてのリボル・ペシェクという指揮によるものです。
この中からは第8番と第3番、第4番を聴いてみました。オケ全体の音響がスピーカーいっぱいに広がり、ドヴォルザーク演奏では好きな録音の部類に入る演奏です。第3番などは第8番や第9番の「新世界から」に比べてマイナーな曲ですが、こうしてBOX物で曲を知ることができるとは幸せな気分にしてくれます。

最後は「鋼鉄のタッチ」と言われたピアニスト、ギレリスのピアノ曲集です。
収録曲はチャイコフスキーの協奏曲、ブラームスの第2番変ロ長調、リストやシューベルト、ショスタコーヴィチ等のソナタを聴くことが出来ます。ブラームスを聴いてみましたが、やっぱりタッチが硬くゴツゴツした演奏でやや困惑しましたが、チャイコやバッハのフランス組曲は、以外とソフトタッチで予想外に新鮮なイメージが生まれました。ギレリスはベートーヴェンの「ワルトシュタイン」が最高なんですが、このBOXにはベートーヴェンは1曲も入ってませんでした。
まあ、ベートーヴェンが無くてもいいとしましょう!

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by GRFmemory | 2016-08-28 11:00 | クラシック音楽 | Comments(0)

惑星

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ホルスト作曲 組曲「惑星」Op32
ズービン・メータ指揮 ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団

第1曲 「火星」ー戦争の神
火星は15年〜17年に一度、地球に大接近するが、昔から地球に近ずくと戦争が勃発すると言われており、火星は「戦争の神」マルスの名で呼ばれている。
音楽は「戦争の神」と表題されている通り、緊張が張り詰めた恐ろしい曲で、軍隊が戦場に向かうような劇的なリズムで、まさに戦争をイメージした曲である。

第2曲 「金星」ー平和の神
金星は「宵の明星」「明けの明星」と呼ばれる輝く惑星で本当に美しい平和的な象徴。そんな金星を歌ったこの曲は穏やかで神秘的、無限の宇宙を想わせる名曲である。第1曲の火星との対比が実に素晴らしい。

第3曲 「水星」ー翼のある使いの神
日の出前や日没後の短い時間にしか見られないらしく、東の地平線に現れる「アポロ」、西の地平線に輝くのを「マーキュリー」と呼ぶ。曲は軽快でユーモラスなもので全体的な印象は軽い。

第4曲 「木星」ー快楽の神
日本では「ジュピター」との題名で、この曲のモチーフに歌詞をつけて歌っていた歌手がいたが、やはり原曲をしっかり聴いてもらいたい壮大な音楽である。
歌謡曲とは全く次元の違う、雄大な宇宙への祈りの賛歌が実に感動的に聴けます。

第5曲 「土星」ー老年の神
規模の大きな音楽で、堂々とした歩みを表現したメロディは、人生を知り尽くした熟年の極みと知性を持った曲である。

第6曲 「「天王星」ー魔術の神
オーケストレーションが多彩でかつリズミックで楽しい音楽。弦楽器も金管も活躍するもっともポピュラーな音楽で、作曲家ホルストを違った角度からの才能も見ることができる曲です。

第7曲 「海王星」ー神秘の神
ホルストがこの惑星を作曲した時代には「海王星」は発見まもない頃で、十分な情報が乏しい時代だったようです。まさに「神秘的」な星だったのでしょう。曲はハーブやチェレスタを使用し、神秘性を感じさせるものであり、後半は女声合唱も加わって静かに終えます。

真夏の夜空を眺め、遠い想いを寄せて聴くホルストの名曲「惑星」♫
是非、この夏、全曲を通して聴いてみてください。
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by GRFmemory | 2016-08-08 22:46 | クラシック音楽 | Comments(0)

ヴィヴァルディ☆フルート協奏曲集

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ヴィヴァルディ(1678-1741) フルート協奏曲集 作品10(全6曲)
◼︎ミカラ・ペトリ(リコーダー) 
◼︎アカデミー オブ セント マーティン イン ザ・フィールド(演奏)

・第1番ヘ長調 作品10−1 RV433「海の嵐」
・第2番ト短調 作品10−2 RV439「夜」
・第3番二長調 作品10−3 RV428「ごしきひわ」
・第4番ト長調 作品10−4 RV435
・第5番ヘ長調 作品10−5 RV422
・第6番ト長調 作品10−6 RV437

梅雨が明けて夏本番を向かえ、一気に夏の眩しい日差しが照りつける季節となりました。そんな夏の音楽には、ヴィヴァルディのフルート協奏曲がよく合います。特に第1番の「海の嵐」は、青空の地中海をイメージして、激しい波の砕ける様を笛で表現してます。

フルート協奏曲ですから一般的には横笛のあのフルートで演奏するのでしょうが、このレコードのミカラ・ペトリはレコードジャケットの写真にあるように、リコーダーで演奏してます。これが素晴らしい音色で一気に歌い上げてます。

弦楽合奏団のACADEMY OF ST.MARTIN-IN-THE-FIELDSは、ピリオド楽器ではないと思われるが、リコーダーの音色も溶け込み、不自然さなく素晴らしいヴィヴァルディを聴かせてくれます。
表題のあるのは前半の3曲だけですが、その中でも第3番「ごしきひわ」」は、小鳥の囀りをリコーダーやヴァイオリンで表現しており、小鳥より上手にリコーダーで鳴いてます。

後半の3曲は表題がないのでやや地味な印象もありますが、しかし第5番は牧歌的で美しい名曲。繰り返し聴きたくなるほど素晴らしい音楽です。
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by GRFmemory | 2016-07-31 12:27 | クラシック音楽 | Comments(2)

プロコフィエフ☆初期ピアノ曲集:エル・バシャ

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プロコフィエフ
・ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.1
・4つの小品Op.3 ①おとぎ話 ②冗談 ③行進曲 ④幻想
・4つの練習曲op.2 第1番〜第4番
・4つの小品Op.4 ①思い出 ②衝動 ③絶望 ④悪魔的暗示
演奏:アブデル=ラーマン・エル=バシャ

プロコフィエフの初期ピアノ曲集。作品1〜4を収録したエル・バシャさんのレコード。いつ頃購入したか、もうすっかり忘れてしまいましたが、年に何回か取り出して聴いているレコード。珍しいプロコフィエフのピアノが聞ける唯一のレコードなので、私にとっては大変貴重なレコードです。
そんなエル・バシャさんが昨年来日され、ヴァイオリニストの戸田弥生さんとデュオコンサートを開くというので、コンサート会場にこのレコードを持って行って参りました。
演奏はベートーヴェン、シューマン、フランクのヴァイオリン・ソナタでした。
エル・バシャさんはもちろんピアノ伴奏で、二人の息はピッタリ合い、素晴らしい音楽を聴かせくれました。
b0283734_2316821.jpgコンサートが終わるとサイン会がロビーで行われました。持参したレコードをエル・バシャさんにお見せして、サインをお願いしましたら、とても懐かしそうな顔でこのレコードを手に取りサインをしてくれたのです。

なかなかプロコフィエフの初期の曲など、コンサートでは演奏されませんが、是非今度、エル・バシャさんの独奏でプロコフィエフを聴いてみたい。
異国情緒豊かな不思議な世界に、きっと連れて行ってくれるでしょう。
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by GRFmemory | 2016-07-08 23:41 | クラシック音楽 | Comments(0)