カテゴリ:モーツァルト( 7 )

モーツァルト☆イザベル・ファウスト(ヴァイオリン協奏曲)

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イザベル・ファウストのモーツァルト ヴァイオリン協奏曲全曲 
管弦楽:イル・ジャルディーノ・アルモニコ
指 揮:ジョヴァンニ・アントニーニ

こういう演奏を「現代的」「斬新な」と云うのだろうか?
ひと昔前のレコード(カラヤン・ベーム時代)でのモーツァルトとは明らかに違う。
速めた思うと、ピタッと速度を落としスローモーション。聴いていて落ち着かないアレンジの連続。初耳には衝撃的だが、こりゃ「飽きる」演奏だな、若いリスナーにはこんなんでもいいのだろうが、モーツァルトは許さないだろう(笑)
イザベル・ファウストの演奏を批評しているのではない。指揮のジャヴァンニ・アントニーニと管弦楽団にだ。指揮者がサプライズを狙って演奏しているとしか思えない、「こんなんでどうでっか?」みたいな
近い将来、残念ながらこのCD、中古屋さんに売却かな?

イザベル・ファウストもこんな指揮者らと組んでいたらもったいない気がする。
素晴らしいヴァイオリニストなのに!! 
もっと格調高いモーツァルトが弾けるはずだ!!!
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by GRFmemory | 2017-01-09 18:20 | モーツァルト | Comments(0)

モーツァルト ☆ エジプト王タモス

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「エジプト王タモス」K345
ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)
ウィーン交響楽団   ウィーン室内合唱団
イルゼ・ホルヴェーグ(S)  ヴァルター・ベリー(B)  ルティルデ・ベッシュ(語り) 他
1954,6,26 ウィーンで収録  モーツァルト生誕200年記念企画
Philips  A0026L  モノラル盤

モーツァルト17才ころ(1773年)作曲された劇音楽。若きモーツァルトの曲想を知るうえでも貴重な音楽。その後、青年モーツァルトは数多くの宗教曲を作曲している。「ミサ曲 ハ長調K.317<戴冠ミサ>」「ヴェスペレ ハ長調K.339<証聖者の盛儀晩課>」など、美しさと力強さが共存したモーツァルトがこの時代の特徴でもあり、当時の教会の権力みたいなものが何となく伝わってくるのです。

この「エジプト王タモス」は宗教音楽(ミサ曲)ではないけれど、作曲者は同じモーツァルトであり、当然似たような旋律は聞くことができるわけで、それが私にとって探究心が芽生えてしまうのです。
LP1枚の短い音楽ですが「合唱」や「間奏曲」など、聞き応え十分の内容です。
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by GRFmemory | 2015-10-25 13:00 | モーツァルト | Comments(0)

ゼルキン(P)☆モーツァルト ピアノ協奏曲第12番

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ルドルフ・ゼルキン(P) ロンドン交響楽団 クラウディオ・アバド(指揮)
モーツァルト作曲  ピアノ協奏曲第12番 イ長調K.414

今日は北関東にお住いのオーディオ・レコード師匠のご自宅に訪問させて頂き、憧れのタンノイ・オートグラフをじっくりと聴かせてもらいました。かの有名な「五味康祐」先生が愛されていたスピーカーと同じ、タンノイの最高峰です。その師匠のタンノイを本日初めて聴かせて頂きましたが、非常に繊細な音色で、低域から高域まで純粋に伸びて、楽器の音圧と演奏者間の空気感が絶妙なバランスで耳に届くのでした。こんな感覚は初めての体験です。
しかし、それには様々なノウハウがスピーカーに音が届くまで施されており、ただ単にレコードからカートリッジが拾った音源が、アンプを通しているだけではありませんでした。そのテクニックはここでは記入いたしませんが、「これぞプロの技か」! と目からウロコのような事まで、今日は伝授してもらいました。

短い時間でしたが、たくさんのレコードを本日はかけてくださいました。その中で私の好きなシューマンのピアノ協奏曲もかけてくれました。演奏はブレンデルのピアノで指揮はアバドです。同じレコードを私も所有してますから、演奏などは知り尽くしております。しかし、オートグラフで聞くと違いますね。コンサートホールで、聴いているような感覚でそれこそ空気感が伝わってくるのです。
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そんなありがたい体験を今日はさせてもらったので、自宅ではカートリッジをオルトフォン SPU A-95に替えて、ゼルキンのモーツァルト・ピアノ協奏曲を聴くことにしました。今日は我が家のGRF memoryも、なかなかいい感じで響いてくれてます。
そう、あの「秘密のテクニック」で、開放感溢れる明るい鳴りっぷりです。
師匠、有難うございました。
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by GRFmemory | 2015-10-10 23:56 | モーツァルト | Comments(2)

アレクサンドル・タロー ☆ モーツァルト 「ジュノム」

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モーツァルト ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」K.271、他 

フランス出身のピアニスト、アレクサンドル・タローと管弦楽はレ・ヴィオロン・ドゥ・ロワによる演奏。
日経新聞夕刊のディスクレビューに紹介されたCDですが、ピアノと管弦楽とのブレンドが実に美しいモーツァルト。現代風ではあるが、古き良き時代の香りがたっぷりと込められた極上のモーツァルトです。
豊かな弦の響きを聴かせる管弦楽は、規模的には大きなものではないけれど、たっぷりとした量感で透明度も高く、内声部のフレーズまで生々しく見通せます。
そしてアレクサンドル・タローのピアノもモーツァルトには欠かせない「光と陰」が映し出され、特に「ジュノム」の第2楽章は格別の世界が繰り広げられます。こういうモーツァルトが近年少なくなりましたが、久々にこの演奏は心を満たしてくれました。
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by GRFmemory | 2014-11-30 08:20 | モーツァルト | Comments(4)

音楽のある週末

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「音楽のある週末」と題しての、仲道郁代さんのモーツァルを聴いてきました。ここにあるように、フォルテピアノと現代ピアノの聴き比べということで、ちょっと変わった楽しいコンサートでした。
ステージに現代ピアノとその手前にフォルテピアノを設置して、彼女がそれぞれのピアノを交互に弾いて、楽器が違うことによる楽曲のニュアンスの違いを聴かせてくれて、また興味深いトークもあり、あっと言う間の時間を過ごすことができました。
モーツァルトが生きた時代の鍵盤楽器は、チェンバロからフォルテピアノに替わりつつ時代であり、新しい楽器が生まれたことで、作曲家たちは好んでその楽器に相応しい曲を作曲されたとのお話から、曲へのイメージも大きく膨らませることができました。

主な演奏曲は
・「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲 ハ長調K.265
・ピアノ・ソナタ イ長調K.331(トルコ行進曲つき)
・ロンド イ短調K.511
・ピアノ・ソナタ イ短調K.310 
・幻想曲 ニ短調K.397 ・・・他

フォルテピアノと現代ピアノでは鍵盤の大きさもタッチも随分と違うようで、弾きこなすことはとても難しいと思われますが、彼女はとても巧く弾いて何の不安もなく聴かせてくれました。
曲の途中で椅子から立ち上がり、フォルテピアノと現代ピアノとの間を行き来して弾いてくれたことは、本当に珍しい光景で和ましてくれました。
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楽しいコンサートが終わり客席からは「ブラボー!」の発声が!
そして何度もステージに呼び出された時の優しい笑顔が印象的でした。




最後はロビーでCDを購入された方に、サイン会の特典がありました。私も今日のコンサートの記念にと1枚、購入してしまいました!
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by GRFmemory | 2014-07-06 11:35 | モーツァルト | Comments(6)

チャールズ・マッケラスのモーツァルト

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モーツァルト 交響曲集 第29番から第36番<リンツ>までの5曲がCD2枚に収められています。
(第29番、第31番<パリ>、第32番、第35番<ハフナー>、第36番<リンツ>)

マッケラス&スコットランド室内管弦楽団によるモーツァルトの交響曲は、先に後期の第38番<プラハ>から
第41番<ジュピター>までのCDが先行発売されており、そこでの<プラハ>の演奏に大感激して、このCDも求めてしまった経緯があります。

マッケラスは2010年に84才で亡くなってしましましたが、彼のモーツァルトは実に心地よいもので、一度聴いたら次々と他を聴きたくなるような魅力的な演奏をしてくれました。このCDの演奏もどれも明るくきびきびとしたものです。特に管楽器が開放的で豊かな気分にさせてくれます。
またスピーカーから聞こえる風景も、一般のコンサートにおける配置ではなく、どこか広い宮廷のサロンで管弦楽団が演奏しているような雰囲気なのです。楽器群が溶け合い美しいハーモニーでモーツァルトが楽しめるんです。

では今回はCDの中から2曲だけ感想を。先ずは交響曲第35番<ハフナー>ですが、第2楽章 ト長調のアンダンテが素晴らしいのです。音楽が可愛らしく寄り添ってくるんです!
第1楽章の堂々とした曲から、第2楽章ではがらりとこんなにも甘い音楽に変わるとは!
やはり天才モーツァルトの成せる業なのだろう。マッケラスは丹念に美しいメロディを歌わせて、うっとりするような時間を創ってくれました。

次に交響曲第36番<リンツ>です。
第1楽章導入部を聴いただけで、モーツァルトの世界に引き込まれてしまいそうなアダージョ導入部です。それは「光」と「影」が交差する不安な気持ちを表し、不思議な交響曲への道案内のようなものなのかも知れません。こうした導入部は第38番<プラハ>や第39番などでも使われてます。つまり<リンツ>以降のモーツァルトの交響曲の大きな魅力だと思います。
マッケラスから話が飛んでしまいましたが、彼の指揮はモーツァルトしか知らないので、他の名演も今後探していきたい。
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by GRFmemory | 2013-11-17 11:38 | モーツァルト | Comments(0)

歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(モーツァルト)

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カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 キャストはヴュヒター(バリトン)、シュヴァルツコップ(ソプラノ)、他

LP4枚組の全曲盤を序曲から聴いている。オペラをレコードで聴くのは大変である。20~30分毎にレコードをA面からB面にひっくり返さなければならないからである。そして、その度にレコード表面についているゴミなどを除去する。その後ゆっくりと針を下ろす。でもそこから聴こえてくる音楽は、心地よくしっとりとしたもので、デジタルな乾いた歌声などではない。肉声に近い厚みがあり、リアルな臨場感で再生されるのである。これぞオーディオの醍醐味。b0283734_16551631.jpg

ドン・ジョヴァンニは物語のストーリーは兎も角、私はこのオペラの中の歌がどれもみな好きなのだ。
モーツァルトのメロディは甘い歌にとても良くフィットして時間が経つのも忘れてしまう。
そして指揮者のジュリーニ。音楽の流れを本当に上手くコントロールして、音の世界に聴く者を引き込ん行くのだ。流れるような展開は本当に素晴らしい!
そして最後に、この感動をもたらしてくれたのは、やはりortofonのMC-20W(レコード針)の存在は非常に大きい。
益々アナログ・オーディオの虜になってしまうのか!?
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by GRFmemory | 2013-07-13 17:19 | モーツァルト | Comments(0)