UESUGI U-BROS-10

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U-BROS-10購入後、約25年以上となりますが、一度もトラブルはなく、今でもバランスの取れた美しい音楽を鳴らしてくれてます。
確かこのアンプを購入したきっかけは、故上杉佳郎氏が都内の某オーディオ店に自社アンプの販促にみえ、そこで直に上杉氏の話を聞き、本人そして機器にも惚れてしまい買ってしまいました。
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上杉氏が仰ってたことで、印象に残っているのは「真空管アンプは大事に使ってもらえれば、基本的に故障しません。」と言われたことです。確かに今でも何一つ故障せず、正常に動作してくれてます。
今日は久々にカバーを外して、球を磨き埃も除去しました。

b0283734_2232366.jpg室内楽や歌曲を聴くときは、「UESUGI」のアンプとスピーカーをつないで聴きます。するとGRFmemoryがしんみりと応えてくれます。
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# by GRFmemory | 2017-06-25 22:55 | オーディオ | Comments(0)

ティーレマン☆ブルックナー「ロマンティック」

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ブルックナー 交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン (2015.5.17録音)

久々に格調高い「ロマンティック」を聴いた。今、この時代の最高レベルの「ロマンティック」かと確信する程の名演が、このティーレマンの演奏である。

録音は2015年5月とあるから、既に2年を経過しての新譜CDだ。ティーレマンのブルックナーは、以前より定評はあったが、私はこのCDが初めての体験である。

予想をはるかに超えた演奏で、正直かなり驚いている。重厚な響きでありながら、歌うべきところではしっかりメロディーを聴かせ、それでいて劇的で、まるで物語でも読んでいるかのように流れていく。

それはブルックナーの交響曲特有の展開であるが、ティーレマンのそれは、より濃密で骨格が頑丈なものに仕上がっており、これぞドイツ音楽というブランドものである。
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# by GRFmemory | 2017-06-17 14:05 | ブルックナー | Comments(0)

ネルソンス☆ブルックナーNo3

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ブルックナー 交響曲第3番ニ短調
アンドリス・ネルソンス(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2016年6月 ライヴ)

1978年生まれの若き指揮者ネルソンスのブルックナー
5月にドイツ・グラモフォンから発売されたので早速聴いてみた。

第1楽章 二短調:神秘的な出だしの演奏はオーソドックスで重厚、ゲヴァントハウス管弦楽団の風格をたっぷりと味わうことができる。
二短調特有のドラマティックな楽章だが、第2主題に入ると優しくしなやかに旋律を奏でる。しかし、第3主題以降は、やや平然とした演奏が続き、起伏はあまり感じられない。往年のチェリビダッケらのようなブルックナー指揮者たちが聴かせてくれた厳粛さは感じることはできなかった。

第2楽章 アダージョ 変ホ長調:ブルックナーの「アダージョ」を代表するような名曲が、この交響曲第3番の第2楽章だとも云える。
神への強い祈りを表し、聴くものの心を洗浄するような純な音楽だが、ワーグナーの影響をかなり受け入れた作風でもある。
ここでのネルソンスは、あまり感傷的にならぬよう抑制を効かせた演奏で、すっきりと流れていく。

第3楽章:3/4拍子のリズミカルな動機でありながら二短調のスケルツォ。
ネルソンスは弦に輝きを与え、とても美しい音響で聴かせてくれる。そしてピアニッシシモ(ppp)からフォルテッシシモへのクレッシェンドはキレが良く、やはり指揮者の若さが息吹いている。

第4楽章:Vnが奏でるメロディは第4楽章でも美しさを保っている。そのしなやかな弦は、このまま手放したくないほど印象的である。だが、この楽章の魅力は何と言っても、宇宙的なスケールの大きさである。フィナーレは長調となり、堂々としたトランペットで終える。

若き指揮者ネルソンスは、この後もブルックナーの交響曲を継続して録音すると思われるが、次は何番を取り上げるのだろうか。兎角、ブルックナーの交響曲は巨匠たる指揮者が振ると、精神的にも熱いものを感じ満足感が半端ないが、是非ネルソンスはそれとは違った感動のブルックナーを聴かせて欲しい。
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# by GRFmemory | 2017-05-27 09:55 | ブルックナー | Comments(0)