2016年 12月 03日
「冬の旅」☆カウフマン
ヨナス・カウフマン(t) ヘルムート・ドイッチェ(p)
1.おやすみ
2.風見
3.凍った涙
4.氷結
5.菩提樹
6.雪どけの水流
7.凍った河で
8.かえりみ
9.鬼火
10.休息
11.春の夢
12.孤独
13.郵便馬車
14.霜おく頭
15.からす
16.最後の希望
17.村で
18.あらしの朝
19.まぼろし
20.道しるべ
21.宿
22.勇気
23.幻の太陽
24.辻音楽師
24曲からなる連作歌曲集。
ヴィルヘルム・ミュラー作詞の連作詩にシューベルトが接したのは1826年。
初期の12篇に作曲したのち、さらにミュラーは12篇の詩を書き足し、シューベルトはその残りの詩にも1827年に作曲。
「冬の旅」は主人公の若者の失意と屈辱、孤独そして冬景色を表現したシューベルトの最高傑作。
第5曲の「菩提樹」は単独でも歌われ、特に有名な曲だが、シューベルト自身も気に入っていたらしい。
「キング・オブ・テノール」と絶賛されるヨナス・カウフマンの声は、豊かな響きでオペラでもリートでも現在最高位のランク。
イケメンでかっこ良く、オペラ界では大人気の歌手。
この秋、ジャパンツアーを予定していたが、体調不良で来年夏に公演が延期された。残念ですが、休養をしっかりとって、来年素晴らしい声を聴かせてください。
by GRFmemory
| 2016-12-03 08:52
| シューベルト
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