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アレクサンドル・タロー ☆ モーツァルト 「ジュノム」

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モーツァルト ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」K.271、他 

フランス出身のピアニスト、アレクサンドル・タローと管弦楽はレ・ヴィオロン・ドゥ・ロワによる演奏。
日経新聞夕刊のディスクレビューに紹介されたCDですが、ピアノと管弦楽とのブレンドが実に美しいモーツァルト。現代風ではあるが、古き良き時代の香りがたっぷりと込められた極上のモーツァルトです。
豊かな弦の響きを聴かせる管弦楽は、規模的には大きなものではないけれど、たっぷりとした量感で透明度も高く、内声部のフレーズまで生々しく見通せます。
そしてアレクサンドル・タローのピアノもモーツァルトには欠かせない「光と陰」が映し出され、特に「ジュノム」の第2楽章は格別の世界が繰り広げられます。こういうモーツァルトが近年少なくなりましたが、久々にこの演奏は心を満たしてくれました。
Commented by sankanchi at 2014-12-08 11:24
「アレクサンドル・タローのピアノもモーツァルトには欠かせない「光と陰」が映し出され、特に「ジュノム」の第2楽章は格別の世界が繰り広げられます。こういうモーツァルトが近年少なくなりましたが、久々にこの演奏は心を満たしてくれました。」小生も、ジュノムは好きで、古くはDECCA盤のKempff、そしてHaskil盤、ステレオではAshkenazy、Barenboim盤等々を愛聴しております。最新(?)のBrendel盤でも’77年、その後30有余年の最新版、興味が湧きました。といっても、CD再生は叶わぬ我が家、タイミングが合えば、県立図書館にでも行って(車で小1時間)聴いて見たいと思います。前出のテンペストもそうですが、Backhaus盤やHaskil盤等往年の殿堂入りのお方ばかり、少しは二十一世紀の空気に触れても良いかとお陰様で若干考えるようになってきております。
Commented by GRFmemory at 2014-12-13 08:16
Sankanchiさん>コメント有難うございます。往年の古き良き時代の音楽家たちの演奏は、現代のプレーヤーとは違った魅力があります。私はなるべく両者の演奏を楽しむようにしてます。
Commented by Kapell at 2014-12-14 18:34 x
「ジュノム」~私も好きな曲です。貴レビューからすると、とても素敵な演奏なのですね。
>>現代風ではあるが、古き良き時代の香りがたっぷりと込められた極上のモーツァルトです。
清冽でいて、ロマンティックなのでしょうか。これは是非聴いてみたいです♪
Commented by GRFmemory at 2014-12-20 14:02
kapellさん>このCDは日経新聞のレビューでも取り上げられたもので、やはりかなり水準の高い演奏だと思います。こういう演奏ですと、何度でも繰り返し聴きたくなります。是非、機会がありましたら聴いてみてください。
by GRFmemory | 2014-11-30 08:20 | モーツァルト | Comments(4)

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