オルトフォン Verto 昇圧トランス

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ortofon mc-10w(カートリッジ)に魅了され、更にその再生音のランクアップを狙って昇圧トランスをVertoに替えてみた。従来はDENONのAU-300LCを使用していた。AU-300LCも価格の割にはかなり完成度の高い音をアンプに送り込んでくれていたが、やはり同一メーカーのortofonのトランスを繋いでみたくなり、今回購入したのである。

最初に聴いた印象はハイ上がりの薄い音で、これは失敗したと後悔の念が強く、新品のトランスに不信感を抱き、DENONのままででよかったのにと、何度も悔しい思いで聴いていた。
しかし、LP10枚程度を聴き進めていくうちに、生々しい臨場感と澄み切った伸びの良い高域、しっかりとした中低域が現われてきたのである。それはブルックナーの交響曲第7番を、カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルのレコードで初めてこの体験をしたのである。そう、ブルックナー特有の「原始霧」が生々しく再生されたのだ! 弦のトレモロから現われる神秘的な音が耳に届いた瞬間、望んでいた音響が再生されてのです。

左右から広く包み込むような感覚と奥行、そしてオケの楽器間の輪郭もはっきりとわかるようになり、さすが「オルトフォン」だと絶賛する次第である。
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by GRFmemory | 2013-12-14 13:00 | オーディオ | Comments(6)
Commented by ten-zaru at 2013-12-14 20:16
GRFmemoryさん、今晩は。
LP10枚程度聞いたところから、こなれてきたんでしょうかね。
そんなことがあるんですね。
機械って分らないもんですね、でも大成功でしたね^^
Commented by GRFmemory at 2013-12-15 08:15
コイルに電流を流し続けていると、音質が変化してきます。道具はなんでもそうですが、使い込むとスムーズに慣れてきて自分の癖がそこに植え付けられますが、トランスも針先からの振動(信号)が流れることで、刺激され本来の実力が発揮されてくるのかも知れません。
Commented by Kapell at 2013-12-15 15:23 x
やはり、エージングが必要ですよね。
繋ぎたては、高音寄りで雰囲気に乏しい音がするものです。
音楽の正弦波がエージングを進めるそうです。
Commented by GRFmemory at 2013-12-16 22:00
kapellさん>コメント有難う!
初めはどれも高音寄りの音がしてしまうのですね。スピーカーも確かそうでした。ハイ上がりな刺激の多い音で、とても聴ける音ではなかったです。
正弦波ってところで何でしょう? 初めて聞きました(笑)
Commented by Kapell at 2013-12-18 23:04 x
音楽~楽音は正弦波(サイン波)の集合体です。
音楽でも、録音の良いものがエージング効果が高い様です。
録音が少々悪くても、心に響く演奏はエージング効果が高いかもしれません。(笑)
Commented by GRFmemory at 2013-12-21 08:57
kapellさん>そういうことですか!
それでは暫くは録音の良いレコードを選んで聞くようにします。
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